札幌に月に1~2回程度出張する。丁度飛行機の時間と食事の時間が重なった場合に楽しみにしているのが、「空弁」。
その名の通り、「空港の弁当」であるため、駅の駅弁を捩って、「空港の弁当」が「空弁」と呼ばれるようになったとのことで、「空弁」という言葉は2003年からすでに使われているらしい。航空会社の系列会社など、空弁専門業者が多いが、一部の地方空港では地元の駅弁業者が製造した、駅弁と同じ物が発売されていることもある。「空弁」は、狭い機内空間と小さなテーブルを考慮して、においが抑え気味に調理してあり、サイズがコンパクト、価格帯も500円~1.000円位の低価格に設定してあることが特徴。
羽田空港では1日1,000個前後と驚くべき販売数。
僕のお気に入りは、「空弁」の元祖とも言うべき「みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司」。福井の海鮮商「海の恵み」と日本航空の土産・食品販売を行う子会社JALUX が共同企画した商品らしい。福井県伝統料理の浜焼き鯖の押し寿司で、脂の乗った鯖が最高(鯖は日本海のものではなく、ノルウェー産・・・)!鯖とシャリの間の生姜と椎茸の味が生臭さを抑えるのにも役立っている。値段は630円と少々張るが、ボリュームもあり、ランチには十分。
出張は日帰りが多くて慌しくて疲れるので、こういうちょっとした楽しみを見つけるようにしている。
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